水沢なお より

22歳の詩人の日記

ことば

掌編小説/みずうみ

早朝に湖を見たことがありますか、まだ一日が始まったばかりの、うっすらと、爪の三日月の部分にほんの少しだけ青を混ぜたような、そんな静かな水が誰に望まれるわけでもなくそこにあるわけです、その水面から、数センチくらい離れたところから、だれかの吐…