水沢なお より

21歳の詩人の日記

グレープ

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このまえ、授業の打ち上げがあって、飲み物メニューのなかに、ライチグレープ、というものがあった。

わたしは、果物のなかだと、二番目くらいにぶどうが好きだから、わくわくして待っていると、ライチグレープのお客様!と店員さんがさけんだ手のなかに、黄色いおさけがあった。

 

そっちか!

と思った。

 

グレープはグレープでもグレープフルーツの方だったのだ。

 

なるほど……なるほど……としばらく思っていた。たしかに、ぶどうだったらぶどうって書くよなぁと思ったのです。でもグレープの後にフルーツとひとこと添えてくれないとこれからもわたしはグレープをグレープフルーツと認知できない気がします。こわいよ~。

 

わたしは、果物のなかだと、二番目くらいにグレープフルーツが苦手なので、結構落ち込んだ。こんなはずでは!だった。この苦さがいいんだよ!という苦さが、わたしの舌にはなんか苦いな……といった感触のまま停滞してしまっていて、うまさへとたどり着いてくれない。

 

わたしはグレープフルーツをにが!としか思えないとき、なんだか無性に虚しくなる。でも反面、なんでこんな苦いものがみんな好きなんだ?と思ったりもする。結構苦いよグレープフルーツは。